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ひなたエスケープ!

2018年エロゲレビュー 5 

56分。2周目クリアまで。
巨乳の女の子がソフトエッチでアンアン悶えるのを楽しむ避けゲー。ソフトエッチ中心というコンセプトの貫徹を感じる佳作。

ひなたエスケープ!


ひょんなことから学園内の異世界に召喚されたひなたちゃんがそこを脱出する物語。性欲を具現化した人型実体がセクハラ攻撃で脱出を邪魔してくるぞ!

全4ステージで、ひなたちゃんの体力が高い上に理不尽な場面もなく、かつエロシーンが起こらないほどの疎らさではないという遊びやすい難易度だった。ゲームルールは、配置された人型シンボルに接触すると短い(ほぼ一瞬)のエロシーンが発生して体力が減少し、体力が尽きるとひなたちゃんは絶頂してスタート地点に戻されるというもの。最初は軽くタッチする程度だったのが、ひなたちゃんの体力が少なくなるに連れてだんだん過激になっていくのがシンプルにエロい。狭い道に雑魚を配置してエロいことが絶対に起こるようにしているのが避け系のエロゲならではだと思う。

ステージごとにひなたちゃんの衣装が変わるのも特徴的。というか、この要素のおかげでお値段以上のクオリティとボリュームになっている。具体的には通常の制服、スク水、ブルマ、ばんそうこう&パンツの4種類の衣装が用意されているのだけど、これが立ち絵にもマップチップにも反映されるのがリッチ。そしてどの衣装もエロくてかわいい。さらに、2周目で回想ルームおよび着替えアイテムが開放されると、すべての敵の攻撃に対して全部の衣装差分がある事がわかる。この仕様を切って実現したのはすごい。

このゲームのエロシーンは胸を掴んだり局部をなでたりというようなソフトエッチのみに終止しているのだけど、その潔いほどの徹底ぶりに目を見張る。公式で言われているように挿入、本番行為がないどころか、おそらくビジュアル的に乳首すら見えていない。一番過激なシーンが謎のフェラシーンくらいで、よくよく考えたらひなたちゃん自身はノーモザイク?! エロゲなのに! こういう優しくいじめるようなシーンは個人的にストライクなので嬉しい。
ソフトエッチにこだわりつつもバリエーション豊かな敵キャラが揃っており、パンツを接写してくる写真野郎のシーンはとんでもなくエロいし、2周目で初めて開放されるスライムのシーンなんかもめちゃくちゃ可愛い。ひなたちゃんはロリ巨乳ってだけでかわいいのに、それがかわいく悶えるものだからものすごくかわいい。電マは体力が減るだけで絶頂には至らず寸止めされるというのが演出としてエロかった。
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VenusBlood:RAGNAROK

2018年エロゲレビュー 4 

4,916分=82時間。全シーン回収、難易度ナイトメアでカオスクリア、ハードでデウスモードクリアするまで。最高難易度の「ナイトメア・バーサク5」はやっていない。
VenusBlood-FRONTIA-の続編。毎回新しい驚きを提供してくれるVBシリーズだけど、今回は続編ということもあってか、順当な延長線にあった印象。楽しいのは楽しいんだけど……。

VenusBlood -RAGNAROK-

1.総評

覇王ロキと主神オーディンを失い混乱するアースガルズで、ヴァーリが神魔統一を成し遂げ新たな覇王となる物語。ついでにVBFのさらに過去とされる極夜大戦(ラグナロク)の顛末なども語られる。

ストーリーとしては、予想を超える部分はなかった、というのが正直な感想になる。四季を巡って女神を手篭めにするという構成はVBFの続編なので踏襲もやむなしと思うが、ヴァーリ軍は順当に戦って順当に勝つので、VBFのプレイヤーとしては何か新しい価値を提供するものではないように思う。シナリオ上で味方がピンチになるシーンでも絶望感を煽る描写が薄く、緊迫する場面も読んでいて退屈に感じる。うーむ、ADVパートでの視覚的な演出が弱いのも一因かもしれない。そこはVBGが化物だったということか。
反面、構成は技巧的で説得力がある。特に極夜大戦で戦死した神魔の亡霊のような存在であるユミルが、その先に滅びがあるとしても極夜大戦は続けられるべきだったと語るあたりは、元の神話をうまく再構成している。

また、テキストの品質として、地の文で口語的な表現があるのが気になる。「みたい」や「けれど」などの言い方は、キャラクターの会話であれば自然だが、三人称視点の地の文にはふさわしくない。頻度は多くないが、全体としてシリアスな話なので統一感が欲しかった。


2.ゲーム部分

作を重ねるごとに遊びやすくなっていくのがVenusBloodシリーズの特徴だと思うが、今作では「月ごとの雇用相性」と「雇い直し」の要素が省略されたのが非常に良かった。従来はユニットのステータス増加・称号変更のために月と昼夜を基準にした雇用計画を一々考えていたけど、これが大変かつ面倒だったので。おかげでプレイ時間も短くなり、思考も師団構成に割くことができた。戦闘に勝利して「武勲」を上げることで、メダリオンを付けて称号を得るシステムにもリアリティがある。ナイトメアの最終盤で雇うことができる強ユニットの育成に多大な時間がかかるのは、やりこみ要素としてのご愛嬌か。

月によるユニット能力の上昇下落は引き続き存在するが、実はあまり考えなくて良い。なぜなら、セーブアンドリセットでとりあえず勝てる師団をぶつけていけばよく、また強いユニットがいれば少々の能力差は覆すことができるから。さらに、結局戦える師団は全部戦いに出したほうが早く攻略できるし有利になるので、月との相性が良かろうが悪かろうが全部の師団が戦えるようになるからだ。同様に、新たにヒーラーの職業ができたが、雇用時の頭の整理以上の意味はないように思える。要素を持て余しているようにも見えるが、最高難易度でさえ無ければ比較的カジュアルに遊べるゲームだとも言えるだろう。

師団バトルの要素として、敵味方の3師団が同時に戦闘を行うレギオンバトルが無くなった代わりに「アシストスキル」が登場した。戦闘しない師団が戦闘外からスキルを発動させるシステムで、「師団弱化」や各種継続ダメージ、開幕砲撃などが特に強力。特にトレハン師団でなくても同じトレハン値を得られるのが革命的で、トレハン師団の運用に関する悩みが一気に減った。トレハン師団の戦闘力自体をアシストスキルで底上げできるのも快適。ただし、最大効率を求める場合は、「フォースを使い切ったトレハン師団を解散」 → 「フォースが溜まっている他の師団をトレハン師団で乗っ取る」 → 「トレハン師団でアシストスキルを再び発動」 という面倒な操作をこなさなければならず、これはこれで大変だった。

UIも更に進化していて、今回は戦略マップに立体感と奥行きが生まれた。山マップなどで高低差の表現があったのが印象深い。奥のマップが手前のマップに隠れてクリックしづらくなっているが、配慮も感じられるので許容範囲だろう。昼なら太陽が水面に反射するのも芸が細かい。少し残念だったのは、師団間のユニットの入れ替えができなくなっていたこと。また、処理落ちの一種なのか、戦略マップで攻撃対象の都市をクリックしても反応が遅い時がある。PCスペックの問題かもしれない。

総合的なプレイ感が面白いかどうかと言うと、実は微妙なところがある。強い師団をああでもないこうでもないと唸りながら考えるのは確かに楽しい。だが、いざ師団が完成して戦わせる段になり、本当に強い師団を組めてしまうと敵を瞬殺してしまうので、そこから先は作業ゲーになってしまう。もちろんゲームの進行に合わせて敵も強くなっていくので力不足になるたびに師団を組み直すのだが、組んだらまた作業の繰り返し。周回している間はもう心なんて無である。師団を組んで戦うゲームにもついに限界が見えたということだろうか。昔から遊んでいるから、プレイヤーとして慣れてしまったのかもしれない。
そうなると、次に考えるのは趣味師団である。強いユニットを使った師団が強いのは当たり前。コンセプト優先で強弱を度外視した師団を作り、そのうえで勝てると楽しい。具体的なコンセプトは、例えば砲撃特化、カブト割&心核穿ち特化などのスキル特化や、豊富なユニットプールを活かした他作品の再現などがある。


3.キャラクター

キャラ造形は、みんなVBFのキャラクターの子孫だったり同一人物だったりするので、続編ものとしての継続性や安心感はあるものの新規性には欠ける感じがする。端的にいうと、みんな印象が薄い。一方で、主人公ヴァーリとその副官リンデなどは新世代としての存在感があるように思えた。ただ、ヴァーリはロウだと露骨に好青年で、カオスと比べて少しキャラがぶれているようにも感じる。

リグレットもといヘイムダルちゃんは、フィンブルフェト症候群の話で「正気を失った狂神」ってキーワードが出てきたから、リグレットがフィンブルフェト症候群に冒された状態がヘイムダルなのかと思っていたけど、別にそんなことはなかった。

やはり最萌はファナだろうか。戦闘が得意な割に心は乙女というのが刺さる。凶神の姿もかっこいい。そういえば狂堕ちって初出がVBFでしたね。


4.エロ部分

いやあ、VenusBloodシリーズやってて毎回思うんだけど、ゲームが忙しいから正直抜く暇がないよね。
今回はあまり特殊なプレイが無い。あるとすればルークセントールのシーンとかだろうか。同じCGの差分を使ったシーンでも、全然別のことをやっていたのが好印象。
個別シーンでは、善ファナとかシギュンのシーンが良かった。ナンナちゃんは……ナンナちゃんのフルフラットボディやばない? これどうやって審査通ったんだ。ヴェスラさんのシーンはストレートに痴態! って感じがする。フローラさんの「後宮の閨事情」も豪華でよかった。

クライシス・セル ~地下実験施設潜入~

2018年エロゲレビュー 3 

403分=6.7時間。エンディングに到達するまで。
女の子に実験と称して機械姦・異種姦を施す「プラッグインベイド」シリーズに読み応えのあるシナリオと面白いゲームが追加された秀作。新要素だけではなくCGもパワーアップしているぞ!

クライシス・セル ~地下実験施設潜入~


1.総評

正義の組織「WASP」のエージェントが、敵の秘密基地から脱出する物語。脱出を目指す途中、敵組織から識別番号のタトゥーを太ももに入れられて「シアン」の名を付けられる。

基本的にヒロインは二人で、今作の新ヒロインであるシアンと、プラッグインベイド2のヒロインであるラピス。ラピスちゃんかわいいもんね。その他にもプラッグインベイド1~4のヒロインが実験ログの形で顔を出す。
エロシーンは、敗北シーンや章が変わる時の強制シーンの他に、敵を倒したときとパネルを開いたときにランダムで出現する実験ログの断片を集めていくことで開放される。実験ログはゲームを有利にするものではないので無視するほうが楽になるが、仲間に関する実験ログを少しずつ集めていくのがシアンのロールプレイとして正しい。
実験ログは、敵組織に捕まったラピスに対する実験を中心に展開される。ラピスが調教されていく過程がゲーム中で少しずつ明らかになるのがとても良い。惜しむらくは、少し難易度が高くて堕ちる決定的なシーンの実験ログを集めるところまで辿り着かずにクリアしてしまうところ。
そのラピスがシアンを助けにくるところは最高だった。助けに来たと言ってもラピスのマインドコントロールが解けたわけではないというのがミソ。まさかプラッグインベイドでこういうシーンを見られるとは……。さらに大団円を迎えたかと思えば衝撃のラストが待っていて、少しハリウッド映画を連想した。

このゲームはローグライクという触れ込みで、その割にはアイテム袋や移動する敵などが見当たらないなと思ったが、遊ぶうちに確かにローグライクだということが分かってくる。特に「TIME」という名の行動時に消費するリソースが特徴的で、これはいわゆる満腹度のこと。TIMEはダンジョン内の強力な施設である「ターミナル」や「メディカルルーム」での通貨にもなっているが、これが「施設の利用には時間がかかる」というリアリティの表現になっていて素晴らしい。
また敵の配置や弱点、出現するアイテムなどランダム性が高いのもローグライク。アイテムはいくつかの種類があり、その取捨選択にも頭を悩ませることになる。終盤では、まともに殴り合うとHPとアーマーを大きく削られる敵もいるので基本的には逃げの一手。終盤が即降り推奨なのはローグライクっぽい。

このゲームは運の要素が強く、たとえ最善手を選び続けたとしても敵や罠の配置でゲームオーバーになることはよくある。しかし、ゲームオーバーは敗北シーン(ボス・ザコ含めてすべての敵にある!)の回収につながるので絶対に避けるべきものではなく、また一度見たシーンはスキップできるので快適。ゲームオーバー後はチェックポイントからやり直すこともできる親切設計もされている。遊びやすさに心を砕いたゲームは良い。

このゲームはシナリオとゲームシステムが高いレベルで融合している。特に、実験ログによるご褒美エロシーンという形でリソースを制限し、ゲームクリアを難しくしてくるのがエロゲでしか表現できない面白さだと感じた。


2.エロ部分

エロシーンは、過去作のようにプレイヤーが任意の実験装置を操作する形ではなく、一つのシーンを順番に見ていくようなオーソドックスなものになった。確かに見逃しなどは起こりづらいし、1シーンがやたら長くなることも無い。その代り、女の子を気が済むまで延々嬲り続けるという暗い欲求も叶えられなくなった。ただし、各シーンにはそれが無くとも十分に満足できるくらいのボリュームがある。また、プラッグインベイドと言えば把握しきれないくらいの豊富な表情差分が印象深いが、今作でも嗜虐心をそそる表情が揃っている。通常時のキリッとした目が快楽で歪むのが良い。

人間とのシーンは道具を使ったペッティングを除けば一つもなく、徹底した機械姦・異種姦シーンが続く。それも全て快楽責めで、基本的に彼女らは多少苦しい思いはしても痛い目には遭わない。また、ヒロインはほとんどのシーンで拘束されているため拘束フェチな人にも刺さるのではないかと。
今までに見たことがないものとしては、V・ハガーのシーンとか。いやあ、胸とへそにピンポイントで媚薬入り精液を噴射されるとかいいなあ。最終盤の敗北シーンでへそから栄養を送り込まれるところも最高だった。

他にはアーマーが壊れていく表現が面白かった。これはダメージで衣装が破れていくシステムであって珍しいものではないが、今作のオリジナリティは「一定以上破壊されたアーマーが自然回復しない」ところにある。確かにナノマシンを使った特殊なアーマーが敵の基地で回復できないのはリアルな設定だし、アーマーが壊れて肌を露出した状態で敵の基地を徘徊するのはゲーム的にもエロゲ的にも焦燥感を煽る絶妙な仕組みだと感じた。
さらにこのアーマーの仕様がビジュアルにもシナリオにも反映されるのが素晴らしい。シアンのドットと立ち絵が全10段階も用意されているのは豪華だと思うし、アーマーの最大値を「回復できてしまう」理由がシナリオで回収され、さらにエロシーンにつながるのがこのゲームのレベルの高さを表している。

エロシーンに対して一つだけ難を言うなら、写真機能はオミットしても良かったのかもしれない。プレイヤーが創意工夫を凝らしたシチュエーションというわけではないため、ログ(シーン回想)で代替できてしまう。写真機能こそプラッグインベイドらしさだという意見もあるだろうが、過去作ではプレイヤーが犯罪組織の視点だったからこそ自然に写真を撮れたのであって、シアン視点の今作だと主人公がコロコロ変わるような違和感があった。


3.攻略

フロアに入って最初に与えられているTIMEは40。パネルも40マスなので、単純にプレイすると全てのパネルを開くことはできない。敵との戦いやターミナル、メディカルルームでもTIMEを消費することを考えると、パネルは半分開くことができれば上出来で、かつ時間切れを防ぐために出口は常に確保しなければならない。ただし、上記の通りやり直しは気軽にできるので、あまり神経質になる必要もないだろう。

敵はどうやら40マスの中に9体いるらしい。4マスに1マスは敵がいる計算である。また、敵は早期に撃破しなければどんどんTIME、アーマー、HPを削られていくので敵の位置は常に割り出したいし、撃破手段は優先的に確保するべきだ。
ボス戦はけっこう難しい。2×2マスの巨大さで近接攻撃は隣接しなければ通らないので、遠距離攻撃の手段がなくなると回り込めなくて詰む可能性がある。この際、マシンガンが2マス先に届くことは忘れないようにしたい。また、ボスはアーマーが強く、そのまま撃つと弾切れを起こすので、先にバズーカで各パーツのアームを削ってから攻撃するようにする。スタングレネードも効くので積極的に使っていくと良い。

ということで、普通にパネルを開いたときに出現するアイテムの優先順位は「パネル公開>スタングレネード・バズーカ>TIME>弾薬>アーマー>HP」となるのではないだろうか。ただしパネルは既に公開されていることがあるので無駄に開かないように注意。無論、TIMEが大回復する「TIME10」は最優先で取得するべきだろう。

nursery Slime ~スライム娘と奇妙な日常~

2018年エロゲレビュー 2 

1,123分=18.7時間。3つあるエンディングの全てを見るまで。
どこを切り取っても超絶ハイクオリティな上に心を揺さぶってくる名作。もうずっとこのゲームを遊び続けていたいと思うほどに素晴らしい。
クゥちゃんは2018/5/7までやってる「にじわんグランプリ」の「モンスター娘部門」にもノミネートされてる凄い娘だよ!

nursery Slime ~スライム娘と奇妙な日常~


1.総評

ある事件により記憶を失いながら10年間も「負け犬」と呼ばれ続けたオズが、いじめられていたスライム(クゥ)を助けたら恩返しを受け、いろいろ乗り越えて件の事件も解決してハッピーエンドを迎える物語。オズが10年も時代に取り残されていたことを含めて、本質的には浦島太郎なのだろう。
大きなストーリーにサブクエストがぶら下がる構成になっており、またそのサブクエスト一つ一つにもちょっとしたストーリーが存在していて、ゲームを進めること自体がとても楽しい。闘技場でのコンセプトバトルも充実している。

特筆すべきは、このゲーム全体がひと繋がりで破綻のない物語を目指して作られていること。オズがベテランの冒険者なのにレベル1から始まる理由は明言されずともブランクという形で自然に提示され、物語上のレベルアップはストーリーが進行してオズのギルドランクが上がることで表現される。街の人々からも、最初はトーリス以外の全員から「負け犬」と蔑まれていたのにギルドランクが上がるに連れて徐々にサブキャラクターとの会話が変わり、信用を勝ち取っていくのが感慨深い。
それだけではなく、例えばギルドで受けられる依頼はその依頼を繰り返し受けることができる理由を無理なく説明できるようになっているし、敵に負けてから再戦する時も「これは再戦である」ということをキャラクターが理解している。この物語の連続性に対する強いこだわりはゲームへの没入感を高めてくれるように感じた。

saisen


配慮に満ちたゲームシステムにも触れるべきだろう。このゲームは様々な場面で「ストレスを感じさせない」ことを目標にしている。
例えば、戦闘の目玉システムであるクゥの変身にデメリットや隙は無く、行動の決定前なら変身先をいくらでも吟味することができる。謎解き要素に理不尽なものも見当たらず、どのような形であれゲーム中に必ずヒントが存在するので人の話をよく聞けばコンプも容易だ。そうなると、一度しか表示されないテキストなどは聞き逃したらおしまいではないかという懸念が生まれるが、コンプにつながる情報は必ず再確認できるようになっている。また、クエストの受付時や一日の終りにクゥに食べ物をあげる場面で、二度目の実行であればテキストが省略されるなど、繰り返し行う作業が短時間で行われるよう配慮されている。ギルドで依頼を受けた状態で再度受付嬢に話しかけた時のデフォルトの選択肢が「何も選択していない」状態になっていて、誤って依頼を取り消すことが無いようになっているのには驚嘆した。当然エロシーンでの画面の点滅も控えめで優しい。


2.キャラクターとシナリオ

まずキャラクターについて。メインキャラクターのオズ・クゥ・トーリスはもちろんのこと、顔有りのサブキャラクターどころか街のモブやザコ敵に至るまで「このキャラはこんな奴」というのが明確に表現されていた。

メインヒロインの一人であるスライムのクゥは負け犬と呼ばれ続けるオズに盲目的なまでに懐いており、仕草や反応はまるで小型犬が飼い主に甘えているようにも見える。常にオズの後ろをついて回り、オズがどんな料理(半数は食べ物未満)を出しても笑顔で頬張るさまは、孤独な敗残者であるオズとその分身であるプレイヤーの承認欲求をこれでもかと満たしてくれた。
もう一人のメインヒロインであるトーリスはクゥに比べると出番は控えめ。このゲームは基本的にオズとクゥの物語なので仕方がないか。しかし、オズに住処を提供し家賃の名で財産形成を助けながら留守を預かる様子は既にほぼ妻である。何というか、このゲームはオズ・クゥ・トーリスの3人で形成される疑似家族の物語でもあるのかもしれない。

最終章でクゥルートとトーリスルートに分かれるが、クゥルートは良いとしてトーリスルートがものすごいプレイヤーに負荷をかけてくる。今まで積み上げてきたものを完全にぶち壊しに来たのは本当に辛かった。もうこのレビュー書くのも辛かった。いや待って欲しい。これは恐らく東野圭吾の小説のオマージュであり、元ネタの一種どうしようもない救われなさを解決してみせたのではなかろうか。ただ、それにしたってこんなのあるかよ! と叫んでしまうほどにはゲームの中に入れ込んでしまっていた。

このゲームは人間と人間以外のバディものという体を取っており、他の作品と比較すれば「ドラえもん」、「ポケモン」、「DQ5」、「Fate」、「金色のガッシュ!!」などの有名作に連なるものと言える。またエロRPGで主人公とスライムの組み合わせであれば「苗床ダンジョンクロニクル」が思い出され、物語の構造として見れば「今までに見たことがないもの」という評価は難しいだろう。だが、王道を突き詰めた結果の秀作であることは間違いなく、プレイ中は非常に満足していた。


3.テキスト・ビジュアル・演出

読んでいて楽しいテキストと、ハイクオリティな立ち絵にスチル。ドットキャラと吹き出しチックなメッセージウィンドウで展開される賑やかなRPGドラマにも、常にすごいと唸り続けるしかなかった。

個別の演出も丁寧で、クゥは大食いキャラなので食事シーンではクゥの前だけ皿が沢山重ねられているような、整合性の高いキャラ表現は随所に見られるし、ギルドで受ける個別の依頼でも「鉱石は重いから、たくさん持って帰ると移動スピードが遅くなる」というような工夫が多々あった。ラストバトルだけ特殊な戦闘立ち絵が表示されるのもリッチ。序盤の盛り上がりでエルダーウルフが吠える演出にしびれた。

全くの予想だけど、このゲームはプロのライターとグラフィッカーが趣味で作ったものではなかろうか。というかこれでアマチュアって言われたらマジでビビる。


4.エロ部分

どのシーンも文句なくエロい。オズとクゥのいちゃラブだけでなく、クゥが変身して各モンスターの姿でオズとラブラブするのも良かったし、変身先のモンスターに対してクゥがスライム姦を仕掛けるのもまさかの異種×異種姦で中々見かけない珍しいものになっている。かと思いきや対レイスの時は自然な理由でスライムの姿が出てこないシーンになるなどバリエーションも豊富で、当然トーリスルートではオズ×トーリスという人間カップルも観察される。

エロさの前にクスッとくるような差分もあり、プレイヤーをいろいろな要素で楽しませるという姿勢が強く読み取れた。エロシーンの後にテキストで一々オチを入れてくるのもサービス精神だろう。そういえばエロRPGでよく見る、背景を透過させてキャラクターが表示されるエロシーンは見なかった。


5.攻略

食事は基本的に何をあげても無駄になることはない。最初はお金がカツカツで苦しいが、クリアできる依頼をクリアすれば赤字になることはないし、仮に家賃が払えなくなっても持ち物を売れば詰むことは無いので、ゆっくり進めていけばいい。

強いて言うなら、後半はクゥの全体魔法の有用性が上がるので、物理攻撃よりも魔法攻撃を優先して上げると捗る。


PASSION MORTALE!

2018年エロゲレビュー 1 

112分=2時間弱。ラスボスを倒すまで。
貴重なふたなり受けアクションゲーム。かわいいふたなりの女の子が悶えるのは素晴らしい!

PASSION MORTALE!完成版


1.総評

竜族と夢魔の混血であるベルカが姉に魔法でふたなりにされ、姉以外の女の子とのエッチの経験を積むために姉と一緒に冒険をする物語。道中で出くわす女の子からはエッチな攻撃を色々と受けることになる。

このサークルは似たような形式のゲームをいくつか出しているのだけど、ふたなり受けのツボをよく抑えたアニメを作っている。基本的にふたなり受けは自分から腰を振らないんだよ。振ったとしてもそれは義務か、強制的に振らされているんだよ。うむ。とてもいい。出てくるキャラクターが全員女の子っていうのもポイントだろう。ふたなりものっていうのは結局プレイヤーがふたなりの女の子に感情移入しているわけで、別に野郎とズッコンバッコンしているのを見たいわけじゃないんだよ。そういうのを見たい時はまた別の作品があるから。今回は敵の女の子が複数寄ってきて主人公を責めるというのも変化が生まれてよかった。

難易度は初見で全部クリアできるほどではなく、リトライを繰り返しながら覚えていくようなデザインになっている。特にトゲのついた壁や床の対処が難しい。元々慣性の強い浮遊アクションや強風が吹いているエリアもあって、操作性は良いものの慣れるまでには少々時間が必要。それでも理不尽なものではない。
ジャンプ、しゃがみ、ダッシュなどの操作や、バリアで敵の放つ弾を吸収して逆に撃ち出すなどの要素があり、アクションゲームとしての面白さも一通り兼ね備えている。時限スイッチとかはアクション性を高めるね。敵キャラもコンパチ色違いとかがいなくてリッチ。


2.エロ部分

もうね!自キャラも敵もすっごくかわいいの!そのうえロリ巨乳なの!ベルカは飛んでもしゃがんでも仕草がとてもかわいいし、敵キャラは各キャラごとに個性的なアクションで攻撃してくるしで非常に良い。

バリアなしで敵に接触するとエロシーンに移行するんだけど、その時の動きも表情もとてもエロ可愛い。前戯シーンと本番シーンに分かれていて、特に好きなのは前戯だとスライム、本番だとチアフルバニーちゃん!いやあ、このアラレもない感じが実にたまらない。

特定の敵に接触すると強制的に着替えさせられるという仕様もエロい。ほんと、強制着替えってなんでエロいんだろう。
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toshi

Author:toshi
アダルトゲームについて綴っていきます。
普通のゲームレビューもしているので、番号が飛んでいることがあります。

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